眼科一般・花粉症・緑内障・白内障手術・近視矯正手術

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眼の疾病について

疾病は早期発見&早期治療が基本。
当院では、未然防止を含めた早期発見のための体制構築に尽力するとともに、皆様の知識が強化されることで早期発見に繋がるのではとの思いから、 主な眼の疾病の概要を掲載させていただいております。

→ 花粉症(花粉症の原因植物) → 白内障 → 加齢黄斑変性
→ 前眼部疾患 → 緑内障 → 色覚異常
→ 結膜炎 → 網膜剥離 → 閃輝暗点
→ ドライアイ → 中心性漿液性網脈絡膜症 → 斜視
→ 心因性視力障害 → 糖尿病網膜症 → 円錐角膜
→ 涙道閉塞 → 眼瞼痙攣
涙道閉塞

涙が通る涙道は、上下の目頭にある小さな孔=涙点から始まり、眼表面の涙はこの上下涙点から上下涙小管を通り、涙嚢と呼ばれる涙の溜まる袋に向かい、その後鼻涙管を通って鼻の中へ排出されます。
涙道のどこかが狭くなった状態を涙道狭窄、閉じてしまった状態を涙道閉塞といいます。
(起こっている部位によって涙小管狭窄・閉塞、総涙小管狭窄・閉塞、鼻涙管狭窄・閉塞と細分化されています)

涙道閉塞

症状

目から鼻までの涙の流れが悪くなったり、まったく流れなくなるので、目がうるんだり、涙がこぼれるなどの流涙(いわゆる涙目)という症状を訴えます。
涙道閉塞には、生まれた直後からおこる先天性のものと、ある程度年齢が進んでからおこる後天性のものがあります。とくに先天性の場合は、ある意味で軽度の形態異常といえます。一方、中高年にみられるもののうちの一部は、アレルギー性結膜炎などの慢性結膜炎、蓄膿症(ちくのうしょう)などの鼻の手術の後など涙道や鼻の粘膜(ねんまく)が荒れている人によくおこります。
本来、通水されるはずの涙道が詰まっているため、バイ菌が涙道に入ってしまうと涙道内で繁殖し後述する「涙嚢炎」の原因となることもあります。

涙道閉塞の治療方法

涙嚢洗浄
涙道に生理食塩水を流し、閉塞の有無を確認する「通水試験」を行います。また、眼脂等が多量に出ている場合は涙道内の洗浄を行うことも出来ます。
当院では、涙道から排出された眼脂を培養検査に出すことで実際に涙道内に存在するバイ菌に感受性のある抗菌剤の投与を行っています。

涙道ブジー
ブジーと呼ばれる細長い金属の棒を涙点から挿入し、閉塞部を突き破ることで涙道を開通させる処置です。
乳幼児にみられる先天性鼻涙管閉塞の場合は、患児の体位固定が難しくなる前に行うことが一般的です。

涙道内視鏡+涙管チューブ挿入術
ブジーを行う際に、内視鏡を用いてより高精度な処置を行うことが可能になります。
また、涙道の開通後に再閉塞を防ぐために、涙管チューブを留置する処置を同時に行います。
当院では、日本で初めてLED光源を用いたファイバーテック社の涙道内視鏡を導入致しました。最先端の器具と経験豊富な医師が責任、持って手術を行います。

涙道内視鏡のLED光源とプロセッサ装置(ファイバーテック社)

涙道内視鏡(ファイバーテック社)

涙管チューブ ラクリファスト(カネカメディックス)

◎涙道担当医からのメッセージ 
近年、ドライアイに対する意識が高くなっていますが、その対極にある涙目、流涙を訴える患者さまも少なくありません。
流涙症では、涙があふれて視界がばやける、涙でメガネのレンズがくもるなどの視力障害だけでなく、目やにがたまりやすい、その結果眼の周りの皮膚がただれるなどの皮膚症状までもが起こります。目やにが出やすくなり、目頭が発赤したり腫脹したり、痛みが出たりします。
流涙症の治療法として①涙道内視鏡を用いる方法②涙嚢鼻腔吻合術があり、当院では①涙道内視鏡による涙道閉塞の治療を行っております。

①涙道内視鏡を用いて涙管チューブを留置した図

②涙嚢鼻腔吻合術

①涙道内視鏡を用いて涙管チューブを留置した図

②涙嚢鼻腔吻合術

 
涙道内視鏡を用いて専用の涙管チューブを挿入し、涙道を再建します。局所麻酔で行えるため、日帰りで治療ができます。
挿入したチューブは外からはほとんど見えず、日常生活も問題なく行えます。チューブは2~3ヶ月後に外来で抜去します。流涙症は視力低下を起こすことはなく重篤な疾患ではありませんが、治療により改善できれば流涙によるうっとおしさを軽減できる疾患です。
普段の生活の中で涙が流れる、いつもうるうるしている、そういった症状をお持ちの方はぜひ一度当院を受診してみてください。

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