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■ 結膜炎

● 感染によって広まる結膜炎
 
・ウイルス性結膜炎
 その名のとおり、ウイルスの感染によって発病します。結膜の充血や目がゴロゴロする、目やにがたくさん出るなどの症状がでます。
 一旦感染すると現在のところ有効な治療は無く、対処療法を行います。ウイルスによる結膜炎は人に感染します。周りの人に感染させないよう十分な注意が必要となります。ページの最後に感染防止対策をのせていますので、参考にしてください。
 原因ウイルスは主にアデノウイルスですが、そのサブタイプにより結膜炎の病形は異なります。以下の流行性結膜炎・咽頭結膜炎・急性出血性結膜炎は主なウイルス性結膜炎です。
 
流行性角結膜炎写真流行性角結膜炎(はやり目)
 アデノウイルス8型(他に19型など)と呼ばれるウイルスによっておこります。
 感染後すぐには発病せず、1週間程度の潜伏期間を経て発病し、10日から20日程度で軽くなります。結膜炎が軽くなるころより角膜に点状の濁りを残すことがあり、この濁りは数ヶ月続くこともあります。とくにソフトコンタクトレンズ装用者では長く濁りが残ることがあるようです。以下のような症状がでます。
・目やに ・充血 ・腫れ ・痛み ・耳の前のリンパ腺の腫れ
 
咽頭結膜炎(プール熱)
 アデノウイルス3型(他に7型など)の感染で起こります。夏場のプールで水を介して感染するので、プール熱とも呼ばれます。やはり1週間程度の潜伏期間があり、10日程でよくなります。以下のような症状がでます。
・のどの痛み ・発熱 ・下痢 ・目やに ・充血
 
急性出血性結膜炎
 エンテロウイルスによる感染で起こります。上記2つと異なり、潜伏期間は約1日と短く、あざやかな結膜下出血を起こすことが特徴です。
 発病後1週間程度でよくなります。結膜下出血は白目が真っ赤になりますが、出血はそのうち吸収されるので、心配ありません。ただし、今はあまり見られません。
 
・細菌性結膜炎
 細菌に感染することで発病する結膜炎で、結膜が充血・目やになどの症状がでます。ウイルス性結膜炎とことなり、有効な抗生物質があるので、短期間での治療が可能です。
ただし、抗生物質に抵抗力をもった細菌や淋菌による結膜炎は、進行すると角膜に影響が及んで視力が低下したりすることがあります。
● 感染しない結膜炎
 
アレルギー性結膜炎写真・アレルギー性結膜炎
 人間の体は、異物が入ると、それを排除しようとする機能があります。これを免疫機能と呼びますが、この免疫機能が過度に反応し、害の無いものまで排除しようと働いてしまうのがアレルギーです。
 アレルギー性結膜炎は、免疫機能の過剰反応によっておこる結膜炎です。以下のような症状がでます。
・結膜の充血 ・目やに ・かゆみ ・まぶたの腫れ
● 結膜炎をうつさないための感染防止策
 
目にさわらない
 結膜炎の目に触った手で、他のものにさわると、それが結膜炎の感染源となってしまいます。むやみに、目をこすったりしないようにしてください。
手を洗う
 手を水道水を出しっぱなしにして、石鹸でよく洗います。患者さんだけでなく、家族の方もこまめに洗ってください。
洗面用具は家族のものと別に
 タオルなどは家族と別にしてください。入浴や洗髪は症状がおさまるまで控えます。
入浴の際は一番最後に入り、湯船のお湯は毎回変えてください。
医師の許可があるまでは休む
 ウイルス性結膜炎は伝染性が強い為、医師の許可があるまでは、職場や学校は休んでください。
目薬は患眼だけに
 点眼の際に目薬の容器の先端がまつげの先につくことがあります。これにより、結膜炎でないほうの目にも感染してしまう可能性があるので、点眼は結膜炎の目だけにしてください。
また、人の使っている点眼薬を使うのは絶対に避けてください。

 

■ 治験のご案内

アレルギー性結膜炎の患者様へ

治験とは
「治験」とは、新しい薬の開発を行うために厚生労働省が定めた基準(医薬品の臨床試験の実施の基準:GCP)に従って行われる「臨床試験」を意味します。

新薬の開発行程には、薬の候補物質について動物で効果や毒性を調べる行程を始め、人に対する効果(有効性)や副作用(安全性)を確認する行程を段階的に行います。治験

このように人に対する効果や安全性について大変多くの治験実績データを収集するために製薬企業及び病医院の医師と連携を行い治験を行っております。

治験を行う際には、医師が患者様に「治験」について十分な説明を行い、患者様がその内容をよく理解された上でご本人の自らの考え(判断)により「治験」に参加することに同意(インフォームド・コンセント)していただきます。

参加していただいた患者さんの人権及び安全は最大限に尊重され、秘密は守られます。
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