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主な目の病気

花粉症 結膜炎 ドライアイ
心因性視力障害 白内障 緑内障
網膜剥離(飛蚊症) 中心性漿液性網脈絡膜症 糖尿病網膜症
加齢性黄斑変性 花粉症の原因植物 色覚
日帰り白内障手術 多焦点眼内レンズ    
■ 日帰り白内障手術

◆白内障手術の手術待ちについて
白内障手術待ちは、通常4週間となっておりますが、お急ぎの方は担当医師とご相談の上、早期の手術も可能です。
海外在住の方は、あらかじめメールでご相談頂ければ、帰国に合わせて手術の日程を調整させて頂きます。
当院では土曜日に手術日を設定しており、お仕事のある方でも、お休みを取らずに手術をお受け頂く事ができます。

1.目のしくみ
 人間の情報の8割は視覚、つまり目から入ってきます。光は透明な角膜、水晶体、硝子体を経て、網膜の黄斑部に到達します。
 私達は水晶体と呼ばれる弾力性のある透明なレンズの部分でピントをあわせ、物を見ています。しかし、水晶体が混濁し、ものが見えずらくなってしまうことがあります。これが白内障です。
2.白内障の原因


 白内障の原因は、さまざまです。若いうちは、外傷(目のけが)などで水晶体に傷がついた場合や、アトピー性皮膚炎、栄養失調。中年では新陳代謝が阻害される肝臓病,糖尿病などの全身的な病気などが白内障の原因となりますが、白内障で一番多いのは加齢に伴う加齢性白内障です。
  老人性白内障の進行は、人によって、白髪の量やでる時期が異なるように人さまざまですが、60歳代で70%、70歳代で90%、80歳以上になるとほぼ100%の人に白内障による視力低下が現れます。
3.白内障になると


白内障になると  白内障になると、カメラのレンズが濁るので、写る像はぼやけます。
 実際には、強いまぶしさを感じたり、視力低下を自覚するようになります。物が二重三重に見えたり、かすんで見えたり、霧がかかったように見える事もあります。
4.白内障の治療


 白内障の初期には点眼薬や内服薬を使用します。しかし、薬の効果は、白内障の進行を遅らせる程度の効果しかなく、視力障害を起こすほど進行した白内障を治すことはできません。
 白内障を治すことのできる薬は現在のところ存在せず、白内障が進行した場合には、手術による治療しかありません。
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5.手術の実際

 以前は入院が必要でしたが、医療機器の進歩により、いまでは日帰りが可能なレベルになりました。 手術の実際
 

<入院について>
 当院の場合は、入院の必要はありません。「日帰り手術」で行います。実際の手術時間は5〜10分で終了します。手術室に入ってから出てくるまでの所要時間は約15分です。

<手術方法>
手術方法  多くの方では「超音波水晶体乳化吸引術」と「眼内レンズ挿入術」を行います。
黒目と白目のさかいを2.0〜2.2mmくらい切開したあと、水晶体の前の膜を直径約5mmの円形に切り取ります。超音波白内障手術装置を用いて、水晶体の中身を乳化し吸い出します。空になった水晶体嚢内に、直径約6mmの眼内レンズを折りたたんで挿入します。眼内レンズは、眼内レンズを支える脚により水晶体嚢内に固定されます。

 眼内レンズは、安全で人体に影響のない柔軟性のある素材でできていて、両側のループ状のバネによって固定されるしくみになっています。

<麻酔>
 局所麻酔で行います。(特別な場合を除き)目薬の麻酔でできますが、痛みが強い場合は注射の麻酔をすることもあります。麻酔のお薬にアレルギーがないかを確認してから行います。

<術後の生活>
 術後30分ほど安静にしていただき、お帰り頂きます。お手洗いも自分で行けますし、お食事も召し上がっていただけます。ただし当日は早めに休まれたほうがよいと思います。

6.手術の注意


比較的安全だと言われている白内障手術ですが、問題点もあります。

<老眼は治せない>
 白内障手術で濁った水晶体をとって眼内レンズにした場合も、ピント合わせができない眼、つまり老眼は治せません。むしろ眼内レンズにすると基本的にピントが合うのは1つなので、いずれにしても眼鏡が必要となります。眼鏡は創が落ち着いた術後2〜3ケ月後に外来で処方いたします。 

<全身合併症によるもの>
 体の病気が落ち着いていないと、手術もよい結果が得られない場合があります。主治医の先生とよく相談してから手術をおこないます。特に糖尿病は眼の合併症も多く、コントロールが大切です。またリウマチがある方は、創の治りが悪いことがあります。

<眼の合併症によるもの>
 緑内障や眼底出血などがある場合は、白内障の手術をしても視力の回復には限度がある場合があります。御相談いただき、よくお話を聞いてください。

<駆逐性出血>
 手術中に眼圧が下がることによる脈絡膜からの出血のことです。超音波白内障手術の導入以前は、駆逐性出血が原因で失明することがありましたが、超音波白内障手術の導入により頻度は少なくなり、駆逐性出血による失明もほとんどなくなりました。万一発生した場合、一旦手術を中止し、後日続行することになります。

<後嚢破損>
 手術中に水晶体の袋が破れることです。後嚢破損を生じても眼内レンズの挿入は可能で、視力予後もおおむね良好ですが、視力の回復が遅れたり手術が2度にわたる場合があります。

<術後感染症>
 手術の後、ばい菌が入らないように、抗生物質の点滴、飲み薬、目薬をします。しかし、汚れが入ったり、目薬を忘れたりすると、ごくまれに感染症を起こします。お薬が開発され、手術の方法も改善されて非常に少なくなりましたが、これは合併症の中でも重症になる可能性が高いので注意が必要です。術後も診察に必ず来ていただき、目薬をきちんとさしてくださるようお願いいたします。

<後発白内障>
 眼内レンズ挿入術後しばらくして、残した水晶体の袋に混濁を生じて視力が低下してくることを後発白内障と呼びます。後発白内障による視力低下はヤグレーザーという治療で回復します。
7.手術中の注意

<急に動かない>
 非常に細かい手術で、顕微鏡で手術をしています。そのため急に動かれてしまうと、手術している方からは全く見えなくなり、刃物が近くにある場合などは非常に危険です。とくに咳やくしゃみが出そうなときは、声を出しておっしゃって下さい。局所麻酔なので、手術中もお話はできます。

<痛かったら言う>
 痛くても我慢すると、血圧が上がり、出血したりすると、非常に危険です。合併症もおこしやすくなりますので、必ずおっしゃってください。麻酔を追加できる場合もあります。また、お手洗いに行きたい、苦しいなど、なにか不都合あれば遠慮なくおっしやってください。
8.最後に

 
白内障手術は患者様の視力を回復させ、よりよい生活を提供するためのものです。しかも非常に安定した手術です。しかし、人間の行う手術ですから100%ということはありません。飛行機に乗っても、道を歩いていても事故にあう危険性は0%ではないのと同じです。だからと言って、事故があると思って生きている人はいません。手術も同じです。私どもスタッフは患者様の安全を第一に考えています。万が一何か起こった場合も、全力で対応いたします。

その他、不明な点がございましたら医師に御相談ください。
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