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心因性視力障害

●心身症
心身症とは、日常生活におけるストレスが原因で、体に症状がでる病気です。よく聞かれるのはストレス性の胃潰瘍でしょうか。
●心因性視力障害
目にもストレスが原因でおこる心身症があります。目の心身症のなかには、心因性視覚障害とよばれるものがありますが、この心身症の中で頻度が高いのが心因性視力障害です。
この場合、近視や乱視を矯正しても、メガネでは視力がでません。また、検査しても眼球自体に異常が見つかりません。このような視力障害は、小中学生に多く見られます。心因性視力障害の場合、以下にあげる症状をともなう事があります。
・視野の異常 ・視覚の異常 ・夜盲 ・心因性視覚障害
視力障害は、0.4~0.6程度の比較的軽い症状を示すことが多く、半数以上の子供は異常に気づかず、学校の定期検診でみつかります。地域差はありませんが、男女差があり、男子よりも女子のほうが3倍程度多くみられます。

●診断
近視や遠視などの屈折異常がなく、眼球や視神経にも異常がないのに視力がでない場合。また、メガネの度数を0にして視力を測定すトリック検査で視力がでる場合。
このような時、心因性視力障害が疑われます。
視神経の検査には、頭部X線写真やCT、電気生理学的検査(RGB,VEP)などを行い、眼球や視神経などの病気が隠れていないか調べます。

●治療
眼科的には異常がないので、ストレスの原因を探る事が重要となります。ストレスの原因は、簡単には取り除けないこともあり、長期的に経過を見ることも必要です。
心因性視力障害は、子供のある時期におこる一時的な現象ですので、心配し過ぎないようにしましょう。

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