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ネパール・眼科ボランティア活動体験記

  スカイビル眼科医院視能訓練士の鈴木が今年も「ネパール・眼科ボランティア活動」に参加いたしました。

今年も昨年同様、秋田県の小林眼科医院の小林真先生とそのスタッフ、秋田赤十字病院スタッフの方々と、2017年2月9日から1週間ネパールのアイキャンプに参加してまいりました。
アイキャンプの主旨は、ネパールの村で眼の診察と検査を行い、その中から10名ほどピックアップして白内障の手術をするボランティア活動です。
今回はカトマンズから車で40分くらい移動したコナカ村の寺院を借りて検査と診察を行いました。
昨年はあいにくの天気でしたが、今年は天気が良く、そこまで標高の高くない村だったため通院しやすかったようで、215名の患者様が集まりました。
今年から、ネパールの中でも大きな病院であるスメル病院の協力を得ることができ、その病院の医師、看護師も参加されての活動になりました。
実際にアイキャンプが始まると、まず日本の眼科と同じように受付を行い、カルテを作成します。
検査は、裸眼視力を測定し、先生からの指示があった患者様のみ必要に応じてオートレフケラトメーター、眼圧検査、眼軸長検査、眼底検査をしました。
今回からオートレフケラトメーターが新しくなり、検査がスムーズになりました。

  • 新しいオートレフケラトメータ

  • 受付の様子

  • 小林真先生による診察

  • 現地の医師による診察

  • 視力検査の様子

また、年配の方に対して近用眼鏡を処方しました。
検査をしていく中で、ネパール語も英語も通じない年配の患者様、耳の聞こえない患者様、発達障害のある患者様もいましたが、身振り手振りを交えて、なんとか理解してもらい検査することができました。
そして今年は215名の患者様の中から9名をピックアップして白内障の手術をすることになりました。その日の夜にピックアップした患者様に合うレンズを、日本から持参したレンズの中から選択しました。
翌日の手術ではスメル病院の手術室を借りることができ、今までの手術環境に比べて設備の整った環境下で手術をすることができました。

  • 小林先生による手術中の様子

  • ネパールの看護師による術前準備の様子

  • 手術中の全体の様子

  • 術後直前の様子

  • 手術中の眼の様子

環境は整っていましたが、ネパールは日差しが強く、縮瞳しやすいためか、散瞳薬をさしても散瞳しない症例が多く、全体的に難しい手術となりました。
日本とは多少手術の流れや術式が違うものの、手術は1人あたり40分程度で終わり、無事に全員手術を終えることができました。術後すぐに私たちスタッフに向けて両手を合わせ、感謝の意思をみせる患者様もいました。
術後翌日の診察では、翌日から早い段階で視力の回復の見込める患者様は9名中3名ほどでした。 あとは1か月経過をみていくうちに徐々に視力が回復してくるだろう、とのことでした。翌日以降は現地スタッフを通して経過をみていくことになります。

  • 患者様の家族が術後点眼について説明している様子

今年でアイキャンプに参加するのは2回目ですが、前回は手術を行うことができませんでした。今年は手術を行うことができ、一つ目的を果たすことができました。日本という恵まれた国で育ち、生活している中で、視野が狭くなりがちですが、このような活動に参加させていただくことにより、自分たちがどれだけ恵まれた環境にいるのかがわかります。 今後もし機会があれば、ネパール以外の国での活動、日本国内でのボランティア活動も積極的に参加していきたいと思います。
そして、参加し続けることによって、少しでも人々の役に立てれば嬉しいと思います。
術後の患者様達の表情は晴れ晴れとしており、笑顔でした。私はその笑顔が見られて本当に嬉しかったです。

  スカイビル眼科医院視能訓練士の鈴木と申します。
2016年2月6日~13日 の7日間“ネパールアイキャンプ”のボランティアに参加しました。

アイキャンプは、秋田県小林眼科医院と日本赤十字病院の方々が中心に毎年行っており、山村を訪ねて、診察のお手伝い、検査、白内障の手術の適応がある人に対して手術を行う活動のことです。大学の授業でこういった団体があることを知り、ぜひ参加したいと考えていました。

ネパールでは、救急車を呼んでも到着するのに時間がかかる場合や、来ない事もあると村の人達は口にしていました。このような医療状況では、眼科よりも生命に関わるような診療科の方が重要視されている印象を受けました。

  • 村人と、お借りした学校です。

ネパールの首都カトマンズに到着して空港から車でおよそ1時間半かけて、標高1500m地点にある村の学校をお借りして活動しました。
初日は受付、検査、診察の流れや、検査機器の配置場所などの事前ミーテングを行いました。

  • 活動風景

翌日、学校に通う子供達にも協力してもらって、集まった村人を対象に検査、診察しました。

手術適応者が10人いましたが、手術をサポートしてくれる家族がいない、山を下りる移動手段がない等の理由で残念ながら手術件数0件になってしまいました。
皆が平等に医療を受けられないのは経済的な理由だけではないのだと痛感し、あと少しで快適な視生活が取り戻せるのにと歯がゆい思いでした。
今回は手術を行うことは出来ませんでしたが、この経験を次に活かし、地道に参加することで、この活動がより多くの人に広がり興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいです。また機会を頂けるのであればぜひ次回も参加させて頂きたいと思いました。

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