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ネパール・眼科ボランティア活動体験記

  スカイビル眼科医院視能訓練士の鈴木です。今年も、秋田県小林眼科医院、秋田赤十字病院による「ネパールアイキャンプ」に参加いたしました。 一昨年、昨年に続いて今回で3回目の参加になります。

このアイキャンプの目的は、ネパールの村に赴いて検査をし、白内障の村人を10名ほどピックアップして手術を行うというものでしたが、今年は少し違う活動内容となりました。
出発の1週間前に今回のアイキャンプが中止になるかもしれないと本キャンプの医師である小林眼科医院の小林先生から連絡があったのです。
国際医師免許(NMC)を持っていない医師が25人逮捕されてしまい、外国人医師がネパールで医療活動を行うことができなくなってしまったとのことでした。
小林先生はNMCを取得していたものの、免許更新中で、その更新さえもストップされてしまったのです。
現地スタッフの方から、今回の活動は現地のスメル病院に任せて、我々はサポートをするだけになるかもしれないと伝えられました。
しかし、少しでも何かできることがあるのなら、行きたいと思っていましたし、来年の活動に繋がるような視察も今回のアイキャンプに予定されていたため、悩んだ末に予定通りネパールに行くことになりました。
ただし、毎年持参していた眼科検査機器等は持ち込めないとのことでしたので、どの程度まで活動できるかなどが、分からない状態でスタッフ一同は現地に向かいました。

  • ネパールの救急車

    ネパールの救急車

  • 今回の活動場所となった学校
  • 今回の活動場所となった学校
  • 今回の活動場所となった学校

  • スメル病院が持参したレンズセット

    スメル病院が持参したレンズセット

  • 小林眼科医院が持参した視力表など

    小林眼科医院が持参した視力表など

  • 活動前日のスメル病院との話し合い

    活動前日のスメル病院との話し合い

現地に到着し、スメル病院と話し合った結果、スメル病院が運営する学校の子供たちと、その周辺の村人を検査し、裸眼視力の出ない子供に対してメガネの処方を行うということになりました。
学校の子供たちはメガネを購入する経済的余裕のない子供ばかりで、生徒が250人ほどいるため必要経費は2万ルピー(日本円で2万円弱ほど)になるだろうとのことでした。

  • 子供達に視力検査のやり方を教えている写真です。
    前の子供がやっているのをよく観察していて、
    教えなくてもどうすれば良いのか
    分かっている賢い子供達でした。

翌日、せめてこれだけでもと持参した視力表と検眼枠(視力を測るときに使用するメガネ)を学校にセッティングしました。
小林先生は診察を、私たち検査員も検査をサポートするような体制になりました。
当初250人と言われていた人数が、最終的に576人まで増え、3か所に分かれて視力を測りました。
ほとんどの子供たちは裸眼で左右1.2ずつ視力が出ましたが、中には弱視が疑われる子供や、近視が強いのにメガネをかけていない子供がいました。私が検査した子供の中で5人がそのような状態でした。
オートレフラクトメーター(目の度数を測る器械)がないため、裸眼視力のみの情報だけで様々なレンズをかざして、自覚的な応答でメガネを作製するという、日本では絶対にしないような方法でメガネ作製の検査をしました。

頼れるのは子供本人の、自覚的な応答のみです。
いつも私たちがどれだけ器械に頼っていたのかや、その便利さを実感しました。それと同時に自分の検査技術が試される場面でした。
子供の熱心な応答のおかげで、その子にとって見えやすい度数を検出することができ、その度数でメガネを作製することになりました。
はっきりと物が見えた時の子供の笑顔がとても印象的で、今でも思い出されます。

  • 鈴木が視力検査している写真

    鈴木が視力検査している写真です。
    日差しが強く、背中がかなり暑かったです。

  • 小林先生の診察

    小林先生の診察

  • 今回の活動場所となった学校
  • 今回の活動場所となった学校
  • 現地のタマンさんが現地の言葉で視力検査のやり方を教えている写真です

今回の活動は、今までの目的とは違ったものでしたが、自分自身が海外ボランティアの活動で、本当にやりたかったことについて気づくことができました。
私は、どの国の子供でも将来を担っていく大切な資産であると考えています。
そのため、全ての子供に素晴らしい教育と医療を受ける権利があります。
微々たる成果かもしれませんが、自分がその子供たちのために活動できたこと、子供たちの笑顔が見られたことは私にとって素晴らしい体験となりました。
今後も機会があれば、子供たちのためになるような活動をしていきたいと思いました。

  スカイビル眼科医院視能訓練士の鈴木が今年も「ネパール・眼科ボランティア活動」に参加いたしました。

今年も昨年同様、秋田県の小林眼科医院の小林真先生とそのスタッフ、秋田赤十字病院スタッフの方々と、2017年2月9日から1週間ネパールのアイキャンプに参加してまいりました。
アイキャンプの主旨は、ネパールの村で眼の診察と検査を行い、その中から10名ほどピックアップして白内障の手術をするボランティア活動です。
今回はカトマンズから車で40分くらい移動したコナカ村の寺院を借りて検査と診察を行いました。
昨年はあいにくの天気でしたが、今年は天気が良く、そこまで標高の高くない村だったため通院しやすかったようで、215名の患者様が集まりました。
今年から、ネパールの中でも大きな病院であるスメル病院の協力を得ることができ、その病院の医師、看護師も参加されての活動になりました。
実際にアイキャンプが始まると、まず日本の眼科と同じように受付を行い、カルテを作成します。
検査は、裸眼視力を測定し、先生からの指示があった患者様のみ必要に応じてオートレフケラトメーター、眼圧検査、眼軸長検査、眼底検査をしました。
今回からオートレフケラトメーターが新しくなり、検査がスムーズになりました。

  • 新しいオートレフケラトメータ

  • 受付の様子

  • 小林真先生による診察

  • 現地の医師による診察

  • 視力検査の様子

また、年配の方に対して近用眼鏡を処方しました。
検査をしていく中で、ネパール語も英語も通じない年配の患者様、耳の聞こえない患者様、発達障害のある患者様もいましたが、身振り手振りを交えて、なんとか理解してもらい検査することができました。
そして今年は215名の患者様の中から9名をピックアップして白内障の手術をすることになりました。その日の夜にピックアップした患者様に合うレンズを、日本から持参したレンズの中から選択しました。
翌日の手術ではスメル病院の手術室を借りることができ、今までの手術環境に比べて設備の整った環境下で手術をすることができました。

  • 小林先生による手術中の様子

  • ネパールの看護師による術前準備の様子

  • 手術中の全体の様子

  • 術後直前の様子

  • 手術中の眼の様子

環境は整っていましたが、ネパールは日差しが強く、縮瞳しやすいためか、散瞳薬をさしても散瞳しない症例が多く、全体的に難しい手術となりました。
日本とは多少手術の流れや術式が違うものの、手術は1人あたり40分程度で終わり、無事に全員手術を終えることができました。術後すぐに私たちスタッフに向けて両手を合わせ、感謝の意思をみせる患者様もいました。
術後翌日の診察では、翌日から早い段階で視力の回復の見込める患者様は9名中3名ほどでした。 あとは1か月経過をみていくうちに徐々に視力が回復してくるだろう、とのことでした。翌日以降は現地スタッフを通して経過をみていくことになります。

  • 患者様の家族が術後点眼について説明している様子

今年でアイキャンプに参加するのは2回目ですが、前回は手術を行うことができませんでした。今年は手術を行うことができ、一つ目的を果たすことができました。日本という恵まれた国で育ち、生活している中で、視野が狭くなりがちですが、このような活動に参加させていただくことにより、自分たちがどれだけ恵まれた環境にいるのかがわかります。 今後もし機会があれば、ネパール以外の国での活動、日本国内でのボランティア活動も積極的に参加していきたいと思います。
そして、参加し続けることによって、少しでも人々の役に立てれば嬉しいと思います。
術後の患者様達の表情は晴れ晴れとしており、笑顔でした。私はその笑顔が見られて本当に嬉しかったです。

  スカイビル眼科医院視能訓練士の鈴木と申します。
2016年2月6日~13日 の7日間“ネパールアイキャンプ”のボランティアに参加しました。

アイキャンプは、秋田県小林眼科医院と日本赤十字病院の方々が中心に毎年行っており、山村を訪ねて、診察のお手伝い、検査、白内障の手術の適応がある人に対して手術を行う活動のことです。大学の授業でこういった団体があることを知り、ぜひ参加したいと考えていました。

ネパールでは、救急車を呼んでも到着するのに時間がかかる場合や、来ない事もあると村の人達は口にしていました。このような医療状況では、眼科よりも生命に関わるような診療科の方が重要視されている印象を受けました。

  • 村人と、お借りした学校です。

ネパールの首都カトマンズに到着して空港から車でおよそ1時間半かけて、標高1500m地点にある村の学校をお借りして活動しました。
初日は受付、検査、診察の流れや、検査機器の配置場所などの事前ミーテングを行いました。

  • 活動風景

翌日、学校に通う子供達にも協力してもらって、集まった村人を対象に検査、診察しました。

手術適応者が10人いましたが、手術をサポートしてくれる家族がいない、山を下りる移動手段がない等の理由で残念ながら手術件数0件になってしまいました。
皆が平等に医療を受けられないのは経済的な理由だけではないのだと痛感し、あと少しで快適な視生活が取り戻せるのにと歯がゆい思いでした。
今回は手術を行うことは出来ませんでしたが、この経験を次に活かし、地道に参加することで、この活動がより多くの人に広がり興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいです。また機会を頂けるのであればぜひ次回も参加させて頂きたいと思いました。

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