眼は人体で唯一の透明組織です。
このことより古くからMedical Engineeringの粋が集まり、工学と医学の融和が行われ、診断学・治療学の双方において顕著な発展を遂げてきました。
また近年ではコンピュータ制御により精度の高い診断機器へと進化し、肉眼では見つけられない病変の診断が可能になってきました。
当院では大学病院レベルの診断機器を導入し、皆様に最新の眼科医療サービスを提供できるように心がけております。
・器械の特徴
□従来の信頼度の高い自動個視監視機能に加え、瞳孔が固視監視領域からはずれた時に光学ユニットが自動的に瞳孔を追尾するシステムを搭載。
これにより、固視不良になりにくくなり、信頼度の高い検査データを得ることができます。
□フリッカー検査を行うことにより、初期の緑内障を発見できる可能性があります。
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| 従来の検査では正常だが(左)、フリッカー視野(右)により異常な部位が検出された例 |
□従来のハンフリーに比べ、検査時間が大幅に短縮されました。
・緑内障
高眼圧により視神経が障害され、視野・視力に障害を起こす病気。一般的には、自覚症状はなく、症状はゆっくり進行します。(近年、眼圧が正常でも視機能に障害を起こす、正常眼圧緑内障も注目されています。)
失明原因の第2位であり、40歳以上の緑内障有病率は3.56%。全国で緑内障患者は200万人と推定され、その約80%は治療を受けていないといわれています。
・緑内障のタイプ
開放隅角緑内障
房水の出口である隅角は広いが、繊維柱帯が目詰まりして眼圧が上昇することによって起こる。眼底検査で視神経乳頭の陥凹を早期発見して、視野変化が起こる前に治療を始めることが重要。
閉塞隅角緑内障
房水の出口である隅角が狭まり、眼圧が上昇することによって起こる。緑内障発作が起きる場合もある。
正常眼圧緑内障
眼圧は正常だが、視神経乳頭が脆弱なために乳頭の陥凹が進行し、視野変化を起こす。
続発緑内障
なんらかの元になる病気があり、その影響で起こる緑内障。
・検 査
眼圧測定
眼圧(眼球の固さ)を測定します。正常値は10~21mmHg。
隅角検査
眼圧が高い場合に、隅角の状態を調べる検査。隅角が広ければ開放隅角緑内障、狭ければ閉塞隅角緑内障です。
眼底検査
視神経乳頭の陥凹を調べる検査。視神経乳頭の変化は視野変化よりも先に現れるので、緑内障の早期発見に役立ちます。
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| 正常な視神経乳頭 | 陥凹した視神経乳頭 |
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