眼科一般・花粉症・緑内障・白内障手術・近視矯正手術

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当院の取組|日帰り白内障手術について

以前は入院が必要でしたが、医療機器の進歩等により、日帰りが可能な手術となりました。 当院においても、入院の必要はなく「日帰り手術」で行います。
実際の手術時間は5 ~ 10分で終了します。手術室に入ってから出てくるまでの所要時間は約15分となっております。

手術方法

白内障の手術内容は簡単に言えば、濁った水晶体を摘出し、かわりに眼内レンズを移植するという手順で行われます。
黒目と白目の境目を2.0 ~ 2.2mm 位切開したあと、水晶体の前の膜を直径約5mm の円形に切り取ります。 超音波白内障手術装置を用いて、水晶体の中身を乳化し吸い出します。空になった水晶体嚢内に、直径約6mmの眼内レンズを折り畳んで挿入します。
眼内レンズは、安全で人体に影響のない柔軟性のある素材でできていて、両側のループ状のバネによって固定されるしくみになっています。

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麻酔

特別な場合を除き、目薬による点眼麻酔にて行います。痛みが強い場合は注射の麻酔にて対応する場合もあります。
もちろん麻酔薬にアレルギーがないかの事前確認も行っております。
◎当院では手術日当日に麻酔科医が常駐しておりますので、安心して手術を受けて頂けます。

手術中の注意

◎急に動かない
非常に細かい手術となるため、顕微鏡を用いて行います。よって患者様が急に動かれてしまった場合、 全く手術している箇所の把握ができなくなり、刃物での施術中には非常に危険です。
特に咳やくしゃみが出そうになった時は、声を出してお知らせください。局所麻酔なので、手術中もお話はできます。

◎痛みは我慢しない
痛みを我慢すると血圧が上がり、出血し易くなるため危険です。合併症も起こしやすくなりますので、 痛みを感じた場合には必ずお知らせください。麻酔を追加できる場合もあります。
また、お手洗いに行きたい、苦しいなど、なにか不都合あれば遠慮なくお知らせください。

術後の経過

術後、専用室にて約15 分程お休みいただければご帰宅が可能です。お手洗いも自分で行けますし、 お食事も問題ありません。ただし、当日は早めに就寝されることをお勧めします。

留意点

比較的安全だと言われている白内障手術ですが、以下の点にご注意ください。

◎全身合併症
体の他の病気が落ち着いていないと、白内障手術も良い結果が得られない場合があります。 主治医の先生とよく相談してから手術をいたします。特に糖尿病は眼の合併症も多く、コントロールが大切です。またリウマチがある方は、創の治りが悪いことがあります。

◎眼の合併症
緑内障や眼底出血などの合併症がある場合は、白内障の手術をしても視力の回復には限度がある場合があります。 事前に十分なご相談とご説明が必要です。

◎駆逐性出血
手術中に眼圧が下がることにより起こる脈絡膜からの出血のことです。超音波白内障手術の導入以前は、 駆逐性出血が原因で失明することがありましたが、当手術の導入により頻度は少なくなり、駆逐性出血による失明もほとんどなくなりました。
万一発生した場合には、一旦手術を中止し、後日続行することになります。

◎後嚢破損
手術中に水晶体の袋が破れることです。後嚢破損を生じても眼内レンズの挿入は可能で、視力予後も概ね良好ですが、 視力の回復が遅れたり、再度の手術が必要になる場合があります。

◎術後感染症
手術後にバイ菌が繁殖しないように、抗生物質の点滴、飲み薬、目薬を行います。しかし、汚れが入ったり、目薬を忘れたりすると、ごく稀に感染症を起こす場合があります。
お薬が開発され、手術の方法も改善されて非常に少なくなりましたが、術後感染症は合併症の中でも重症になる可能性が高いので、 注意が必要です。術後も診察に必ず来ていただき、目薬をきちんとお使いくださるようお願いいたします。

◎後発白内障
眼内レンズ挿入術後に暫くして、残した水晶体の袋が混濁を生じて、視力低下を起こすことを後発白内障と呼びます。 後発白内障による視力低下はレーザーで回復します。

最後に

白内障手術は患者様の視力を回復させ、よりよい生活をお送りいただくためのものです。 白内障手術自体は現在は医療技術や医療機器の進捗により、非常に安定した手術と言えます。しかし、手術ですから100%ということはありません。
当院では患者様の安全を第一に考え、医師とスタッフ共々、手術が滞りなく手術が進むよう細心の注意を払い、また、 万一に何か起こった際にも、万全を期し全力で対応いたします。

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