
ニコン・エシロール「ステレスト(Stelest)」
ステレスト「Stelest」は子どもの近視進行を抑制するためのメガネレンズです。
従来のメガネは「見え方を矯正する」ためのものでしたが、ステレストは「近視の進行そのものを抑制する」ことを目的とした革新的なレンズです。
ステレストの3つの大きな特徴

独自のH.A.L.T.テクノロジー
レンズの表面には、目に見えないほど微小な1,021個の非球面レンズレットが同心円状に配置されています。この構造が網膜の前方に「光の体積(シグナル)」を作り出すことで、眼軸(目の奥行き)が伸びるのを防ぎ、近視の進行を抑制します。
高い抑制効果の証明(臨床試験データ)
2年間にわたる臨床試験の結果、1日12時間以上継続して着用した場合、通常の単焦点レンズと比較して近視の進行を平均67%抑制したことが報告されています。
違和感のない、自然な見た目
特殊な構造を持ちながらも、レンズ自体は透明で、外観は一般的なメガネと変わりません。お子様が学校生活や遊びの中で違和感なく使用できるよう、軽くて丈夫な素材が採用されています。
ステレストの対象となるお子様
ニコン ステレストは、近視が始まり、進行が予想される成長期のお子様のために設計されています。
推奨年齢:6歳〜16歳(開始時期は6歳〜12歳が中心)
臨床試験(エビデンス)に基づく根拠
ステレストの抑制効果を証明した主要な臨床試験(2年間および3年間の追跡調査)では、以下の年齢層が対象となっています。
対象: 8歳〜13歳の近視の子供たち
内容: 中国の温州医科大学で行われたランダム化比較試験。
Bao, J., et al. (2022). “One-year myopia control efficacy of highly aspherical lenslet target spectacle lenses.” British Journal of Ophthalmology. およびその継続研究。
この試験により、単焦点レンズと比較して近視進行を平均67%抑制したことが確認されました。
臨床試験結果:Bao, J., et al. (2022). British Journal of Ophthalmology
米国食品医薬品局(FDA)の承認基準
2025年にFDA(日本の厚生労働省に相当する機関)がステレストを承認した際の対象範囲です。
承認対象: 6歳〜12歳(治療開始時点)
FDA (U.S. Food and Drug Administration) Market Authorization (2025).
https://www.accessdata.fda.gov/cdrh_docs/reviews/DEN250016.pdf
FDAは「6歳〜12歳で近視の進行がある子供」に対して、近視抑制の効果と安全性を認めています。
米国FDA承認基準:FDA Marketing Authorization (DEN250016)
メーカー(ニコン・エシロール)の推奨範囲
臨床データと近視が進行しやすい成長期を考慮し、実務上は以下の範囲が推奨されています。
推奨: 6歳〜16歳前後
Essilor Stellest Global Professional Guide / Nikon-Essilor Technical Data
近視は一般的に成長期(体が大きくなる時期)に眼軸が伸びることで進むため、骨格の成長が落ち着く高校生頃までが、このレンズの恩恵を最も受けられる期間とされています。
製品詳細:ニコン・エシロール ステレスト公式サイト










