Clareon vivity(クラレオン ビビティ)
Clareon Vivity(クラレオン ビビティ)は、アメリカのAlcon社が提供する焦点深度拡張型(EDOF)多焦点眼内レンズで、独自の光学テクノロジーにより、優れた遠方視と中間視および実用的近方視を実現しています。また、ハロー・グレアといった多焦点眼内レンズのデメリットとなる視覚障害を単焦点レンズと同程度まで軽減しているため、より幅広い患者様に適応できる多焦点眼内レンズになります。
スカイビル眼科では乱視用レンズも含め、選定療養の対象となる多焦点眼内レンズです。

Clareon vivityの特徴
波面制御テクノロジー
Clareon vivityの独自の波面制御(X-WAVE)テクノロジーは焦点を引き伸ばしシフトします。屈折構造のように光を曲げたり、回折構造のように光を振り分けたりすることがないため、連続的に拡張した焦点を作り出し、遠方から中間、実用的な近方をより自然に見ることができます。
また、レンズを通過した光エネルギーのロスを単焦点レンズと同等に抑えています。それによりコントラスト感度が高く、自然な見え方を実現しています。
単焦点と同等の異常光視症
非回折型のため、ハロー、グレア、スターバーストといった異常光視症を単焦点レンズと同等に抑えています。
Clareon Vivityの見え方について
遠方・120㎝~:殆どの患者様が、眼鏡を使わずに遠くのものをクリアに見ることができます。
中間・120㎝~60㎝:殆どの患者様が、パソコンの画面などを眼鏡なしで見ることができます。
近方・60㎝~40㎝:殆どの患者様が、メニューなど読む際に、眼鏡を使用する頻度が減っています。
詳しくはアルコン社の製品紹介ページをご覧ください。