Clareon PanOptix PRO(クラレオンパンオプティクス プロ)について

多焦点眼内レンズ

Clareon PanOptix Proは、2026年3月に日本で発売された、アルコン社の最新の三焦点眼内レンズです。従来のPanOptixの長所である「遠方・中間・近方の見え方」を維持しながら、見え方の質をさらに向上させた次世代モデルです。

従来の優れた遠方・中間・近方の視力を継承しつつ、革新的な「ENLIGHTEN NXT 光学テクノロジー」を採用することで、さらに自然で快適な見え方を実現しました。特にスマートフォン操作やパソコン作業など、日常の細かな動作をより快適にサポートします。

スカイビル眼科では選定療養の対象となる多焦点眼内レンズです。

Clareon PanOptix PROの特徴

光学設計

パソコンを操作している女性

実用的な3焦点構造
遠方(∞)、中間(60cm)、近方(40cm)に焦点を結びます。一般的なデスクワークの距離である「中間60cm」の設計に優れているため、他の中間80cm設計のレンズに比べ、パソコン作業等でより実用的な視力を得やすいのが特徴です。

新技術(ENLIGHTEN NXT)により光の利用効率が向上し、40〜80cmの連続した距離でより滑らかかつ自然な見え方を実現しました。趣味の料理からタブレット端末の操作まで、現代のライフスタイルに深くマッチします。

多焦点レンズは光を各焦点に振り分ける際、一部の光が失われる「光学ロス」が生じます。従来モデルの光学ロスは約12%でしたが、PanOptix Proでは約6%へと半減させることに成功しました。
これにより光を最大限に活用できるようになり、夕方や薄暗い室内でもコントラスト感度が向上。文字の輪郭がシャープに見え、多焦点特有の「にじみ」や「ぼやけ」の軽減が期待できます。

PanOptix 光の経路

素材と構造

アルコンにおける最新の眼内レンズ素材「Clareon」の採用により、レンズの高い透明性を実現しています。手術後に発生する可能性がある、レンズ内部に発生する水泡(グリスニング)やレンズ表面に発生するsub-surface nano glistening (SSNG)と呼ばれる微細な水滴を抑制し、手術後9年後も手術直後と同等の透明性を維持できることが、治験実施症例によって示されています。

独自のエッジデザインにより、白内障手術後に起こる、光が反射して大きな光輪や半輪が見える症状(エッジグレア)を低減し、夜間の視界を改善しています。

多焦点眼内レンズを挿入した場合、夜間に光が散乱して見えるハローや、光が長く伸びてまぶしく見えたりするグレアといった異常光視症が、一般的な多焦点眼内レンズと比べ抑えられています。

詳しくはアルコン社の製品紹介ページをご覧ください。