硝子体注射(アフリベルセプト)について

加齢黄斑変性や糖尿病網膜症など、放っておくと視力低下を招く疾患に対し、当院では「硝子体注射(抗VEGF療法)」による治療を行っています。

硝子体注射とは?

眼球内の「硝子体」という部分に、血管の新生や腫れを抑える薬剤(抗VEGF薬)を直接注射する治療法です。当院では、多くの実績がある「アフリベルセプト」を中心に使用しています。

対象となる主な疾患

アフリベルセプトの特徴と効果

アフリベルセプトは、網膜の血管を不安定にさせる「VEGF(血管内皮増殖因子)」という物質の働きを強力にブロックします。

治療の流れ

「目に注射をする」ことに不安を感じる方も多いですが、実際の処置は短時間で、痛みも最小限に抑える工夫をしています。

  1. 点眼麻酔: 目薬による麻酔を行い、痛みを感じにくくします。
  2. 消毒: 感染症を防ぐため、目の周りと眼球を丁寧に消毒します。
  3. 注射: 白目の部分から、非常に細い針で薬剤を注入します(数秒で終わります)。
  4. 終了: しばらく安静にしていただいた後、状態を確認してご帰宅いただけます。

投与スケジュール(目安)

アフリベルセプトは通常、数回続けて行う「導入期」と、状態を見極めながら間隔を調整する「維持期」に分かれます。

費用について(アフリベルセプトの場合)

アフリベルセプトは高度な生物学的製剤であるため、薬剤費が比較的高額です。健康保険が適用されます。

保険負担区分片眼1回あたりの自己負担額(目安)
3割負担約30,000円
2割負担約18,000円

注意事項(必ずお読みください)