ICLをお勧めできない場合について

ICLの知名度上昇とともに、ICL手術を希望される患者様は日々増えてきています。
それに伴い、手術をお勧めできない患者様も相対的に増えてきているため、適応検査を受けられる前に知っておいていただきたい項目がございます。

スカイビル眼科でのICL適応範囲

年齢と共に老眼や白内障の症状がでている患者様は適応範囲外になります。老眼により手元が見にくい場合は近用眼鏡(老眼鏡)が必要になる場合があります。

角膜の形状が特殊でない方

円錐角膜など角膜が特殊な形状をしている方の手術はできない場合がございます。また、レーシックなどの角膜屈折矯正手術歴のある患者様は手術ができない場合があります。

緑内障や眼底等のご病気が無い方 

緑内障や黄斑変性、網膜剥離などといった目の病気を患っている方は場合によっては手術ができない場合があります。

妊娠又は授乳期の方

術前術後に抗生剤の点眼、内服を行うため、妊娠中の場合は手術を避けるようお願いをしています。

ICLのメリット

近視に戻る事が少ない

ICL手術はレーシック手術に比べ近視や乱視に戻ることが少ない手術になります。
強度の乱視や近視がある方がレーシック手術を行った場合、術後から数年後に新しい乱視や近視が現れることがあります。

レンズの出し入れが可能

年齢を重ねるとともに白内障のリスク世代となった際、ICL手術の場合はレンズを取り出して、元の状態に戻すことができます。
レーシックでは一度変化させてしまった角膜はもとには戻らないため、ICL手術の可逆性はメリットになります。

ICLのデメリット

手術費用が高額

ICL手術は自費診療となり、費用が高額になります。
1dayコンタクトレンズを毎日使用された場合、約10年で60万程の費用がかかります。
老眼や白内障が始まる年齢の方より、若いうちに手術を行った方が、トータル的な出費を抑えることができる可能性があります。

また、ICLは医療費控除の対象になります。
年末調整にて確定申告を行うことで税金の還付を受けることができます。詳しくはこちらをご覧ください。

ICL手術自体にリスクがある

ICLは手術創が小さく、角膜を削らない手術ですが、手術である以上はリスクが無いとは言い切れません。

手術後、ハロー・グレアと呼ばれる、夜間の光のにじみやまぶしさを自覚することがあります。手術直後は、明るいところでも自覚される方がいますが、やがて気にならなくなる方が多いようです。

ICL手術を受けられる施設の選択の基準

ICL手術はレーシック手術とは違い、装置があればだれでも行えるというものではなく、眼内レンズの供給元である、スターサージカル社から許可を得た医師でしか手術は行えません。

これはレーシック難民といった被害者を出さないため、一定の技術を持った医師しか手術をできないようにしています。
そのため、ICL手術を受けられる方は、白内障手術の実績が多い施設での手術をお勧めしています。