各種レーザー手術
目次
レーザー手術機器

SLT・YAGレーザー

マルチカラースキャンレーザー
網膜光凝固術
治療の目的
- 網膜の弱い部分をレーザーで補強し、網膜剥離の進行を防ぐ
- 糖尿病網膜症などで異常血管の悪化を抑える
- 裂け目(網膜裂孔)の拡大を予防する
対象となる主な疾患
- 網膜裂孔
- 網膜剥離裂孔
- 中心性漿液性網脈絡膜症
- 網膜細動脈瘤
- 糖尿病網膜症
- 網膜分枝静脈
- 網膜中心静脈
治療のポイント
- 網膜光凝固術は10〜20分程度の短時間で治療可能
病状によっては2〜3週間に分けて、何度も処置を行う可能性があります。
治療後も1週間後、1か月後と定期的な経過観察が必要になります。
虹彩光凝固術
治療の目的
隅角が狭い場合、眼圧が上がり急性緑内障発作になるリスクが上がります。
急性緑内障発作を発症すると、緊急の治療が必要であったり、視力の予後が悪くなる可能性があります。
虹彩光凝固術とは、虹彩の周辺部にレーザーを用いて穴をあけ、房水の流れる流路を作り、急性緑内障発作を予防します。
対象となる主な疾患
- 閉塞隅角緑内障
- 急性発作のリスクが高い方
- 隅角が狭く(狭隅角)、眼圧上昇の危険がある方
治療のポイント
- 外来で数分〜10分程度
- 低侵襲で安全性の高い治療
発作予防として非常に有効ですが、白内障手術が必要となる場合もあります。
隅角光凝固術
治療の目的
点眼治療のみでは十分な眼圧降下が得られない開放隅角緑内障に対して行うレーザー治療です。
房水の出口の線維柱帯にレーザーを詳細、房水の排出・障害を改善し、眼圧降下を図ります。
対象となる主な疾患
- 開放隅角緑内障
- 点眼治療で十分な眼圧下降が得られない方
- 点眼薬の副作用や負担が大きい方
治療のポイント
- 外来で短時間に実施可能
- 点眼治療の追加・変更前の選択肢として有効
- 効果には個人差があるため経過観察が重要
- 必要に応じて再治療を行うこともある
後発白内障切開術
治療の目的
白内障手術後に、再度白内障手術のように白く濁って見えることがあります。
白内障手術時に残した水晶体の膜(後嚢)が濁る症状で、この膜をレーザーで破る処置になります。
白内障手術のように手術室で行うのではなく、暗室で簡単に処置が可能。
対象となる主な疾患
- 後発白内障
- 白内障手術後にまぶしさが強くなったり、視力が低下してきた方
治療のポイント
- 白内障手術とは違って、外来にて数分で処置が可能
- 治療直後から視界が明るくなることが多い
- 再発はほとんどない
レーザー手術別の費用
| 1割負担 | 3割負担 | |
| 網膜光凝固術 | 約10,000円~16,000円 | 約30,000円~48,000円 |
| 虹彩光凝固術 | 約7,000円 | 約20,000円 |
| 隅角光凝固術 | 約10,000円 | 約30,000円 |
| 後発白内障切開術 | 約1,500円 | 約4,500円 |
- 費用は片眼での費用になります。