Acriva Trinova PRO(アクリバ トリノバ プロ)について

Acriva Trinova PRO(アクリバ トリノバ プロ)は、ドイツのVSY Biotechnology(バイオテクノロジー)社が製造する多焦点眼内レンズで、日本国内での販売はわかもと製薬が取扱いを行っています。
VSY バイオテクノロジー社は 2009 年に製造を開始し、眼科用・整形外科用粘弾性物質及び IOL 並びに皮膚充填剤を製造しているメーカーで、欧州を中心とした世界市場に展開している企業です。
従来のAcriva Trinovaは厚生労働省の薬事承認を受けておりませんでしたが、Acriva Trinova PROは薬事承認を受けた多焦点眼内レンズになります。
スカイビル眼科では選定療養の対象となる多焦点眼内レンズです。
Acriva Trinova PROはトーリックレンズもありますが、日本国内では未承認のレンズになります(※年内には承認予定)。
Acriva Trinova PROの特徴
瞳孔径に応じた光配分
瞳孔の大きさに適応し、昼夜を問わずクリアな視界をもたらします。
正弦波回折構造
Sinusoidal Vision Technologyにより、回折構造にみられる重なり合うパターンのャープなエッジがなく、異常光視現象(グレア・ハロ・スターバースト)を軽減しています。
異常光視現象
国内治験での患者さんの自覚評価において、異常光視現象が「かなり」もしくは「非常に」あると回答された率(%)は、術後6か月/12か月の順に、グレア「5.4%/5.4%」ハロー「16.2%/10.8%」スターバースト「18.9%/8.1%」と確認されました。

出典:社内資料「多焦点眼内レンズ(WP-2011T)の白内障手術後無水晶体眼患者を対象としたオープンラベル試験治験総括報告書」
高い光透過率
93.7%の光透過率を持ち、水晶体の光透過率(95%)に近い値を示しています。
連続的な視力
遠方(5m)~中間(80㎝)~近方(40㎝)の視力の改善が期待できます。眼鏡依存度を軽減し、日常の様々な活動に必要なシームレスな視覚を提供するよう設計されています。
幅広い球面度数範囲
Acriva Trinova PROの球面度数範囲は0.0D~+2.7Dまでと幅広い度数をカバーしているため、他の多焦点眼内レンズでは対応できない度数の方も適応となる可能性があります。
眼鏡依存性(常に使用)の割合の推移
国内治験において、患者アンケート結果による術後12か月での眼鏡依存度について、遠方・中間・近方のいずれにおいても、「常に使用」の割合が術前より軽減されたことが示されました。

出典:社内資料「多焦点眼内レンズ(WP-2011NあるいはWP-2011T)の白内障手術後無水晶体眼患者を対象としたオープンラベル試験知見総括報告書」
Acriva Trinova PROのメリット・デメリット
メリット
- 夜間のグレアが少ない:夜間運転時の光のにじみが抑えられています
- 幅広い度数範囲:さまざまな視力補正に対応可能
- 自然な見え方:遠方・中間・近方の視力がバランスよく確保され、快適な視界を提供
デメリット
- 近方視力は比較的弱め:細かい文字を読む際には、追加の補助が必要になる場合があります
Acriva Trinova PROの製品紹介
詳しくはわかもと製薬株式会社の製品紹介パンフレット(PDF)をご覧ください。
わかもと製薬株式会社HPはこちら。

