後発白内障手術
後発白内障手術(YAGレーザー)について
白内障手術から数ヶ月〜数年経ってから、「また目がかすむ」「まぶしい」と感じるようになった場合、それは「後発白内障」かもしれません。
後発白内障とは?
白内障手術では、水晶体の「袋(後嚢)」を残して眼内レンズを挿入します。この袋が次第に濁ってくる現象が後発白内障です。これは手術の失敗ではなく、術後一定の割合で起こる自然な反応です。
YAGレーザーによる治療
「手術」と呼びますが、眼球を切り開く必要はありません。YAG(ヤグ)レーザーを用いて、濁った袋の中央部を数ミリ切り開くだけで、視界がクリアになります。
この治療のメリット
- 短時間: 数分程度で終了します。
- 痛みなし: 点眼麻酔を行うため、痛みはほとんどありません。
- 即効性: 処置後、すぐに視界の明るさを実感できることが多いです。
- 再発なし: 一度処置を行えば、後発白内障が再発することはありません。
治療の流れ
- 検査・診察: 視力検査を行い、濁りの状態を確認します。
- 散瞳: 目薬で瞳孔を開きます。
- レーザー照射: 診察台に座り、数分間レーザーを照射します。
- 確認: 処置後の眼圧などを確認して終了です。
費用について
健康保険が適用されます。
| 負担区分 | 片眼あたりの自己負担額(目安) |
| 3割負担 | 約 5,000円 未満 |
| 1割負担 | 約 1,500円 未満 |
⚠️ 両治療に共通の注意事項
- 運転について: 瞳孔を開く目薬を使用するため、処置後数時間はまぶしく、ピントが合いにくい状態になります。ご自身での車やバイクの運転は控えてご来院ください。
- 飛蚊症: 処置後、一時的に黒い点(飛蚊症)が見えることがありますが、数日で落ち着くことがほとんどです。