目次
手術件数について
白内障手術実施・多焦点眼内レンズ取り扱い施設
白内障手術
18,682件
2009/1からの実績
フェムトセカンドレーザー白内障手術
2,186件
2017/5からの実績
多焦点眼内レンズ
2,546件
2010/1からの実績
※2026年3月更新データ
ICLエキスパートインストラクター・インストラクター在籍施設
累計ICL手術件数
2,884 件
2026年3月までの実績
白内障とは
目の中には、水晶体と呼ばれる弾力性のある透明なレンズがあります。
私達はこの水晶体を調整しピントを合わせ、物を見ています。その水晶体が混濁してしまい、物が見え辛くなってしまう疾病が白内障です。

通常の見え方(左)と白内障の見え方(右)
白内障手術についての説明動画
当院で白内障手術を受けられる方にご視聴いただいている白内障手術のご説明動画になります。
白内障とはどのような病気なのか、白内障手術はどういった手術なのかをご説明をしています。
白内障の原因
白内障の原因は様々で、若年時は眼の怪我等で水晶体に傷が付いた場合や、アトピー性皮膚炎、栄養失調等、 中年時では新陳代謝が阻害される肝臓病、糖尿病等の病気となります。
しかし、白内障で一番多いのは加齢に伴う加齢性白内障です。 60歳代で70%、70歳代で90%、80歳以上になるとほぼ100%の人に、白内障による視力低下が現れます。
白内障治療
白内障の初期には点眼薬を使用します。しかし、薬の効果は、白内障の進行を遅らせる程度しかなく、白内障を治すことはできません。
よって生活に支障をきたすほど白内障が進行した場合には、手術による治療しかありません。
白内障手術について
現在の白内障手術は、主に濁った水晶体を超音波で砕きながら取り出す「超音波水晶体乳化吸引術」を行い、人工の「眼内レンズ」を入れるという方法です。
手術は特別な場合を除き、局所麻酔で行われます。手術中もお話しはできますので、リラックスして手術をお受け下さい。
白内障手術の手順
黒目と白目の境を2.0~2.2mmくらい切開したあと、水晶体の前の膜を直径約5mmの円形に切り取ります。

超音波白内障手術装置で、水晶体の中身を乳化し吸い出します。水晶体の後ろの膜、後嚢は残します。

残した後嚢の中に、直径約6mmの眼内レンズを折りたたんで挿入します。

眼内レンズは眼内レンズを支える脚により水晶体嚢内に固定されます。

手術までの流れ
STEP1 術前検査
白内障手術をご希望された方にはまず術前検査を行います。これは、手術に必要なデータを集めるとともに、白内障以外に他の眼疾患が無いかを確認するために行います。 検査で得られたデータを元に医師やスタッフが手術の日程等を相談し、スケジューリングさせて頂きます。
STEP2 全身検査
手術を安全に実施するため、患者様の全身状態を事前に確認しております。手術に際して注意すべき基礎疾患の有無や、現在服用中のお薬の継続・変更の必要性などを把握することを目的としております。
必要に応じて、かかりつけ医へ診療情報提供書(紹介状)の作成をお願いする場合がございます。また、健康診断結果や既往歴等を参考にしながら、当院にて血液検査などの術前検査を実施いたします。
STEP3 術前説明・オリエンテーション
手術に必要なデータが揃った後、医師による手術説明を行わせて頂きます。 また、同日にスタッフから手術前後の注意点についてオリエンテーションを行います。説明はご家族様も一緒に聞いて頂くことが可能です。
STEP4 術前準備
手術の3日前より術前準備が始まります。目の中の細菌を減らすために点眼薬を使用します。 点眼薬は術前にデータをとった培養検査の結果を元に、各患者様の耐性菌を考慮して処方いたします。
STEP5 手術
当日朝は身支度を済ませて当院に来て頂きます。来院後、術衣に着替えて控え室で順番をお待ち頂きます。 手術室に入室後は執刀医以外にも看護師やスタッフがおりますので、安心して手術をお受け下さい。 手術が無事終わりましたら控え室にて当日の術後注意点等を説明させて頂きます。ご帰宅された後はなるべくゆっくりお休み下さい。
STEP6 術後検査
手術翌日以降、術後検査に通院して頂きます。 術後検査のスケジュールは下記の通りとなります。
- 翌日
- 翌々日
- 3日後
- 1週間後
- 2週間後
- 1ヶ月後
- 2ヶ月後
- 3ヶ月後
白内障手術の特徴
確かな技術と安心をお届け
患者様ひとりひとりのニーズに応える手術
手術後の見えかたや手術までのスケジューリング等、患者様ひとりひとりのご希望に沿った手術を提供いたします。術前に目の細菌培養を行い、ひとりひとりに適切な術前点眼薬を選択する等の細かい点までカスタマイズした手術を行っております。 術前のカウンセリングで、患者様に最適な最新のレンズ選択を行っております。
最先端の技術と最先端の器械
手術当日に使用する器械は最先端のものを使用しています。また、常に国内外の学会等で情報を更新し、最先端の技術と知識を持って患者様の手術に臨んでいます。
土曜日の手術
患者様だけではなく、付き添いの家族様の都合も踏まえて、当院では白内障手術は土曜日に行っております。もちろん翌日の日曜日も診察は行っておりますので、安心して手術を受けて頂けます。
丁寧で安心して頂くための術前説明
手術はどなたでも緊張されますし、不安になると思います。その緊張や不安を少しでも軽減出来る様に術前の説明はしっかりと丁寧に行っております。経験豊富な医師と専門のスタッフが患者様に「安心できる手術」をお届けしています。
麻酔科医
当院では、白内障手術の際に必ず麻酔科の医師が立ち会って手術を行っております。
術中に血圧が急に上昇したりする場合等も、しっかりと対応が可能ですので、安心して手術をお受け頂けます。
手術機器
医療の世界は日進月歩です。当院では知識だけでなく、医療機器も最先端のものを使用し、より低侵襲で、尚且つ精度の高い手術を常に目指しております。
ARGOS VERION(アルゴス・べリオン)
アルゴス・べリオンは、白内障手術をより正確で安全に行うために開発された最新のサポートシステムです。
手術前には、目の長さや形を詳しく測定し、その人に合ったレンズを選ぶための正確なデータを測定します。そして、そのデータをもとに手術の計画を自動で立て、医師が最適な方法で手術できるよう手助けをしてくれます。
手術中には顕微鏡の視野にデジタルの目印が表示されるため、切開位置やレンズの向きを正確に合わせることができ、特に乱視矯正レンズのように、わずかなズレが見え方に影響する手術では大きな力を発揮します。 アルゴス・べリオンは、検査から手術までを一貫してサポートし、より質の高い白内障手術につながるシステムです。

ORA SYSTEM(オラシステム) with VerifEye Lynk
オラシステムは、白内障手術中にリアルタイムで眼の状態を測定し、最適な眼内レンズの度数や乱視の軸を確認できるシステムです。
手術前の検査データだけに頼るのではなく、手術中の実際の眼の屈折状態をその場で測定し、必要に応じてレンズ度数を微調整できることが大きな特徴です。特に多焦点眼内レンズを使用する場合や、過去にレーシックなどの屈折矯正手術を受けた方のように度数決定が難しいケースでは、より正確なレンズ選択に役立ちます。術中に得られたデータは、術前の計画と自動的に照合され、医師が最適な判断を行えるようサポートしてくれます。
このシステムを使用することで、術後の見え方の精度が高まり、患者様の満足度向上につながることが期待されています。

CATALYS(カタリス)
カタリスは白内障手術の一部をフェムトセカンドレーザーで行う最新の手術支援システムです。
従来は医師が手作業で行っていた工程をレーザーで精密に行うことで、手術の安全性と正確性を高めることを目的としています。
カタリスでは、まず眼の断層画像を撮影し、角膜や水晶体の位置・形状を立体的に解析することができます。そのデータをもとに、レーザーが自動的に最適な位置に切開を行い、水晶体の核を細かく分割します。これにより、超音波で水晶体を砕く際の負担が軽減され、眼へのダメージを抑えることができます。

白内障手術費用
当院では、保険診療で行う単焦点眼内レンズと自費診療で行う多焦点眼内レンズの二種類の眼内レンズを手術で使用しています。
保険診療
| 3割負担の患者様 | 約55,000円 |
| 1割・2割負担の患者様 | 18,000円(高額療養費限度額) |
- 上記は一般的な金額の目安となります。高額療養費の区分や、手術内容により金額限度額が異なる場合がございます。高額療養費については国民健康保険協会・高額療養費制度のページをご覧ください。
下記の画像より協会けんぽのページにアクセスできます。

自費診療
輸入眼内レンズ
※輸入した際の為替レートにより変動いたしますので、スタッフにご確認下さい。
眼内レンズについて
現在、白内障手術で挿入する眼内レンズには、様々な付加価値を持つレンズがラインナップされています。
当院では患者様のニーズに合わせて、 様々な眼内レンズから患者様ひとりひとりに最適なレンズを選択し手術後のQOL(クオリティオブライフ)の向上を視野に入れた手術を提供させて頂きます。
乱視矯正眼内レンズ

乱視なし

乱視あり
白内障手術における眼内レンズの球面度数の予測精度が向上した現在、乱視は術後の患者様の裸眼視力に最も影響を与える要素の一つです。
乱視矯正眼内レンズを用いることで、白内障術後に角膜に残る乱視を軽減することができ、手術後の裸眼視力を向上させます。
多焦点眼内レンズ

単焦点レンズ

多焦点レンズ
白内障手術において挿入されるレンズは、通常単焦点レンズが使用されます。
単焦点レンズの場合、遠方か近方どちらを重視するかを決めて度数を設定するため、例えば遠方を重視した際には、読書等近くを見るときにはメガネが必要となります。
この欠点を補い、遠くも近くもメガネを使用しないで見ることができるようにしたのが多焦点眼内レンズです。
白内障手術のFAQ
毎週土曜の午前中から手術を行っております。術後は翌日の日曜日に経過を見せに来ていただきますので、土日にお仕事をお休み頂ければ手術が可能です。
目の状態や白内障の進み具合等により個人差はありますが、基本的には手術は5~15分程で終わります。当日は手術前後の準備や説明があり、その時間を合わせても1時間前後の滞在時間でご帰宅していただけます。
手術当日はお一人で来院していただいても問題はありません。帰り道が心配であれば付き添いの方と一緒にいらしてください。
当院では安全のため両眼を同日に手術を行うことはありません。1週間以上間隔をあけて片眼ずつ手術を行います。
麻酔をするので心配されるような痛みはほとんどありません。もし、痛みを感じることがあれば手術中に麻酔を追加することもできます。不安のある方は術前に医師やスタッフにご相談下さい。
加入されている健康保険の負担割合によって異なりますが、約18,000円~約55,000円です。多焦点眼内レンズをご希望の方は手術代金の一部が自費になりますので、詳しくはスタッフまでお問い合わせ下さい。
室内であまり体を動かさないお仕事をされている方は、翌日経過で問題なければ術後2日目からお仕事が可能です。屋外でのハードなお仕事、車を使用されるお仕事(運転手等)をされている方は、必ず医師に相談してから始めてください。
当院では基本的に眼帯はしません。安全の為、術後すぐに点眼を開始して専用の保護メガネを装着してもらいます。
術後1週間程度は、手術による傷口が完全には安定していないため、運動はお控えください。経過が順調であれば、軽い運動は術後2週間程度から再開可能です。なお、プールや海水浴などは感染のリスクがあるため、術後1か月程度はお控えいただいております。
手術前後の注意点
白内障手術を受けられる患者様にご説明を行っている動画になります。手術当日と手術後の注意点をご説明しております。