手術件数について

白内障手術実施・多焦点眼内レンズ取り扱い施設

白内障手術

2009/1からの実績

フェムトセカンドレーザー白内障手術

2017/5からの実績

多焦点眼内レンズ

2010/1からの実績

※2026年3月更新データ

ICLエキスパートインストラクター・インストラクター在籍施設

累計ICL手術件数

2026年3月までの実績

多焦点眼内レンズ

眼内レンズは大きく分けると「単焦点眼内レンズ」と「多焦点眼内レンズ」の2種類があります。単焦点眼内レンズはピントが合う位置が1つなのに対し、多焦点眼内レンズは複数にピントが合うレンズです。

単焦点レンズの場合、遠方か近方どちらを重視するかを決めて度数を設定するため、例えば遠方を重視した際には、読書等近くを見るときにはメガネが必要となります。

1つの距離にピントを合わせる単焦点眼内レンズに対して、焦点を2つ以上備えているのが多焦点眼内レンズになります。これによりメガネに依存する頻度を減らすことができ、メガネのかけはずしの煩わしさを解消することができます。

単焦点の見え方

単焦点の見え方

多焦点の見え方

多焦点の見え方

当院の特徴

当院の多焦点白内障手術には3つの特徴があります。

  • 幅広い多焦点眼内レンズの取り扱い
  • 最新の手術機器の設置
  • 豊富な手術実績

スカイビル眼科ではレーザー白内障手術システム(カタリス)や術中リアルタイム診断ツールのORA SYSTEMなどの最新鋭の機器を数多く導入し、安全で術後の満足度の高い多焦点白内障手術を追求しています。
また、当院での白内障手術の実績は1万件を超え、執刀医は2万件を超える実績があります。

デメリット

多焦点眼内レンズは遠くも近くもはっきりと見えることができ、メガネ無しで見える範囲が広がることが最大のメリットです。手術をされた殆どの方は見え方に満足されていますが、一方で多焦点眼内レンズは単焦点レンズに比べいくつかのデメリットがあります。
近年ではデメリットを克服したレンズもありますが、生活スタイルによっては単焦点を選択した方が生活の質が向上する可能性があります。

光が散乱して見えるハローや、光が長く伸びてまぶしく見えたりするグレアを感じる場合もありますので、事前に医師と確認や検証を行う必要があります。

単焦点・多焦点比較

単焦点レンズと多焦点レンズの評価

一般的な多焦点レンズと単焦点レンズとの比較表になります。
ご自身の生活スタイルによってどこに焦点を合わせるかお選びいただきます。

単焦点レンズ多焦点レンズ
遠く近く
日中・夜間ともよく運転する×
ほとんどの運転は夜間×
ほとんどの運転は日中×
読書が大好き×
演劇・映画が大好き×
屋内の作業が多い
パソコンをよく使う×
手元の細かい仕事をする×
ゴルフをする×
眼鏡はかけたくない××
保険適応×

見え方の比較

単焦点レンズ多焦点レンズ
(国内の実績)(FDAの実績)(当院の実績)
遠方視力1.30.71.0
近方視力0.30.80.7

ハロー・グレアの比較

単焦点眼内レンズ

  • 91%・・・感じない
  • 9%・・・感じるが支障はない

多焦点眼内レンズ

  • 65%・・・感じない
  • 35%・・・感じるが支障はない

当院推奨レンズ

近年の技術革新により老眼や乱視が治る「眼内レンズ」が登場してきました。
老眼治療の眼内レンズは「多焦点眼内レンズ」と呼ばれ、さまざまな種類があります。優れた多焦点眼内レンズは、遠くから手元まで落ち込み無く明瞭に見えます。

多焦点眼内レンズは、遠くも手元も、そして意外に大切な中間距離も鮮明に見える3焦点眼内レンズが主流となっています。 当院では積極的に海外の情報収集を行っており、最近では5焦点眼内レンズの取扱いを行っています。

自費の多焦点眼内レンズ

海外輸入の多焦点眼内レンズになります。選定療養対象外となり自由診療になります。


Galaxy(ギャラクシー)
  • スパイラル(螺旋構造)眼内レンズ
  • 製造メーカー:イギリス Rayner社
  • 近く(40㎝)から遠く(∞)まで自然な見え方

ブラジルのJoão Lyra博士と共同で開発された多焦点眼内レンズで、独自のAIエンジンを用いて、全世界で初めてスパイラル(螺旋構造)光学部で作られています。

3焦点眼内レンズと同様に、遠方から近方まで正確に光学系をコントロールしており、すべての距離をスムーズに見ることができます。非回折の螺旋構造光学部をしているため、他の多焦点眼内レンズに比べてハロー・グレアといった異常光視症を単焦点眼内レンズと同等にまで抑えており、ライトロスがありません。


Intensity(インテンシティ)
  • 5焦点眼内レンズ
  • 製造メーカー:イスラエル Hanita社
  • 近く(40㎝)やや近く(60㎝)中間(80㎝)やや遠く(133㎝)遠く(∞)

近方、中近、中間、遠中、遠方の5つの距離に焦点を合わせることができる5焦点眼内レンズであることが最大の特徴です。

独自の新しい設計思想を使用した光学設計で、光エネルギーのロスが6.5%と他の眼内レンズに比べ少なく、近方~中間、中間~遠方にも焦点が合わすことが出来る為、スムーズで連続した見え方を実現しています。
5焦点レンズの為、日常のあらゆる活動をカバーすることができ、ハロー・グレアも少ないことから夜間での運転を多くされる方にも向いています。


自費の多焦点眼内レンズの費用について

当院で取扱いのある自費の多焦点眼内レンズは、乱視有りと無しで費用が異なります。

レンズ名乱視なし(税込)乱視あり(税込)
Intensity660,000円770,000円
Galaxy770,000円880,000円

選定療養眼内レンズ

選定療養とは追加費用を患者さんが負担することで、保険適応の治療と保険適応外の治療を併せて受ける事ができる制度です。

選定療養についてはこちらで詳しくご説明をしています。

スカイビル眼科では、選定療養の多焦点眼内レンズを用いた白内障手術に際し、最新鋭の術中リアルタイム診断ツール「ORA SYSTEM with VerifEye Lynk」を使用し、精度の高い手術を行っています。


Clareon PanOptix(パンオプティクス)
  • 3焦点眼内レンズ
  • 製造メーカー:アメリカ アルコン(Alcon)社
  • 近く(40㎝)中間(60㎝)遠く(∞)

Clareon PanOptix(クラレオンパンオプティクス)は、アメリカのAlcon(アルコン)社の3焦点の多焦点眼内レンズで、2019年に発売したAcrySof IQ PanOptix(アクリソフアイキューパンオプティクス)を進化させた製品です。
近方から遠方まで優れた見え方はそのままに、アルコンの最新の眼内レンズ素材「Clareon(クラレオン)」の長期にわたる高い透明性や独自のエッジデザインの採用による、手術後のエッジグレアの軽減を実現しています。


TECNIS Odyssey(オデッセイ)

Tecnis Odyssey(テクニス オデッセイ)
  • 焦点深度拡張型眼内レンズ(EDOF)
  • 製造メーカー:アメリカ Johnson&Johnson社

焦点深度拡張型(Extended Depth of Focus:EDOF) と呼ばれるタイプの多焦点眼内レンズの為、遠方から手元まで自然な見え方の眼内レンズになります。 読書や料理、パソコン作業だけでなく、活発的に運動をされる方にも向いているレンズです。15本の回折構造を持ち、TECNIS Synergyに比べハロー・グレア、スターバーストなどの異常光視症が改善しています。

一方で、近見視力はTECNIS Synergyに比べて若干劣るという特徴があります。
また、屈折誤差耐性があり、より良好な裸眼視力を得ることができる多焦点眼内レンズです。


FINE VISION(ファインビジョン)
  • 3焦点眼内レンズ
  • 製造メーカー:ベルギー PhysIOL社
  • 近く(35㎝)中間(75㎝)遠く(∞)

遠くと近く、遠くと中間距離の2種類のバイフォーカル(2重焦点)レンズを組み合わせた二重構造になっているため、遠くと近く、及び中間距離が見える3焦点レンズになっています。

3焦点眼内レンズの元祖ともいえるレンズで、ヨーロッパでの使用実績の多いレンズになります。スポーツが好きで日常的に車の運転をしていて、仕事は大きな机でデスクトップのパソコンを使用しているという活動的な人にお勧めです。


Acriva Trinova PRO(アクリバ トリノバ プロ)
  • 3焦点眼内レンズ
  • 製造メーカー:ドイツ VSY Biotechnology社
  • 近く(40㎝)中間(80㎝)遠く(∞)

Acriva Trinova PRO(アクリバ トリノバ プロ)は、ドイツのVSY Biotechnology(バイオテクノロジー)社が製造する多焦点眼内レンズで、日本国内での販売はわかもと製薬が取扱いを行っています。

Sinusoidal Vision Technologyにより、回折構造にみられる重なり合うパターンのシャープなエッジがなく、異常光視現象(グレア・ハロ・スターバースト)を軽減しています。

遠方(5m)~中間(80㎝)~近方(40㎝)の視力の改善が期待でき、眼鏡依存度を軽減し、日常の様々な活動に必要なシームレスな視覚を提供するよう設計されています。


Clareon Vivity(クラレオン ビビティ)
  • 焦点深度拡張型眼内レンズ(EDOF)
  • 製造メーカー:アメリカ アルコン(Alcon)社
  • 中間(60㎝)遠く(∞)

Clareon VivityはEDOF(Expanded Depth of Field)と呼ばれる焦点深度拡張型の多焦点眼内レンズとなり、独自の波面制御により、2焦点眼内レンズでありながら優れた遠方視と中間視および実用的近方視を実現しています。

これにより術後の眼鏡依存度の軽減が期待できます。ハロー・グレアといった多焦点眼内レンズのデメリットとなる視覚障害を単焦点レンズと同程度まで軽減します。


TECNIS PureSee(ピュアシー)

TECNIS PureSee(ピュアシー)
  • 焦点深度拡張型眼内レンズ(EDOF)
  • 製造メーカー:アメリカ Johnson&Johnson社

Tecnis PureSeeは焦点深度拡張型(Extended Depth of Focus:EDOF) と呼ばれるタイプの多焦点眼内レンズとなり、遠距離、中距離、近距離の日常生活のあらゆる場面をより自然に、シームレスに見ることができます。

また、単焦点眼内レンズと同等の高コントラストと低照度性能を実現していると共に、ハローやグレア、スターバーストなどの夜間光視症を単焦点眼内レンズと同等まで抑えており、夜間によく車を運転している方に向いている多焦点眼内レンズです。
反面、近見視力はTECNIS Synergyに比べ若干劣るという特徴があります。


眼内レンズの費用

選定療養の多焦点眼内レンズは、レンズの種類・乱視有無で費用が異なります。

レンズ名乱視矯正
有無
片眼(税込)
クラレオン
パンオプティクス プロ
(3焦点眼内レンズ)
380,000円
435,000円
テクニスオデッセイ
(2焦点+EDOFレンズ)
350,000円
400,000円
ファインビジョン
(3焦点眼内レンズ)
350,000円
アクリバ トリノバ プロ
(3焦点眼内レンズ)
250,000円
285,000円
クラレオンビビティ
(EDOFレンズ)
350,000円
400,000円
テクニスピュアシー
(EDOFレンズ)
350,000円
400,000円

上記レンズの費用に別途手術費用がかかります。

3割負担の患者様約55,000円
1割・2割負担の患者様18,000円
(高額療養費限度額)

※上記は一般的な費用の目安となります。高額療養費の区分や、手術内容により費用限度額が異なる場合がございます。

高額療養費については国民健康保険協会・高額療養費制度のページをご覧ください。

書籍出版について

幻冬舎より当院の秦院長が共同執筆しました本が発売されています。

  • 多焦点レンズ・最強のプレミアム手術のすべて
    スゴ腕眼科医が教える白内障治療 [改訂版]

白内障手術に関する基礎的なお話だけでなく、ご自身のライフスタイルに合った眼内レンズの選び方、老眼も治せる多焦点レンズ、術後に起こりうる症状についてご説明をしています。

多焦点白内障手術を検討されている方の不安を取り除く一助になれば幸いです。
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